読書感想17冊目。
これは表紙を見て面白そうだなぁと思って読んでみました。
後から知ったのですが、Twitterで人気でそれが書籍化されたみたいですね。最近そういう本の出版のされ方多いですよね。
さて、内容の方ですが……シンプルに最高。
めちゃくちゃ面白い。13冊目「つんのいちぞく」に似たような感想になってしまいますが、あっちは家庭内での子供の面白話。こっちは保育園内での面白話が詰まった内容です。
作者のでこぽん吾郎さんは実際に保育士として働かれていたそうなので、リアルな体験談が描かれています。
何故かでこ先生は男性という設定ですが、それもまた面白い。1巻の最初の話から心奪われたな〜。いい子なんだわ、でこ先生。笑
でもこの本はただ楽しいだけでは終わりません。
ほぼギャグ満載の内容ですが、途中途中で真面目な話、親として考えさせられる話が入ってきたりします。
これはズルい。緩急にやられます。
マジでちょっと涙出た話とかある。ズルい。
そんなとこも最高なんです。素晴らしい。
うちにも今保育園に通っている子供がいます。
でも保育園内での様子ってわからないじゃないですか。
だからこんな感じで過ごしたり先生とやりとりしたりしてるのかなぁ〜と思いました。
もちろん本として面白おかしく盛っている部分もあるかもしれません。
でも本当に子供って大人の想像を超えてくることを平気でするし、むしろ絵では表現しきれない部分もたくさんあったのではないかと思いました。
きっと子供には親の前では見せない、保育園でだから、先生やお友達の前でだから見せている顔があると思います。
それはそれで少し寂しくもありますが、保育園でたくさんのことを覚えて成長してきている子供を見ると保育園に通わせていて良かったなと心から思います。
そしていつも優しく接してくださっている先生方にも深く感謝。
すごく笑える本ですが、色々とその奥に感謝や考えさせられることの多い1冊です。
自分の子供や身近に保育園に通っている子供がいる方、保育園内での先生の楽しさや苦労を知りたい方はぜひ。
(現在4巻まで出ていますが、読書感想的な内容は似てしまうと思うので全部込みで1冊分とします。)
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