読書感想3冊目。
これはお笑い芸人マシンガンズ滝沢秀一さんが書かれた本です。
芸人さんをやりながら、ゴミ清掃員としても働かれている方で、今では色々なメディアにも出ているので知ってる方も多いかと思います。
当時TVでちらっと紹介されているのを観て興味を持ち、お笑い芸人さんの本だから笑えるおもしろ本だろうと、勝手な上から目線で読んでみました。笑
結果とても面白かった。ただ笑える面白さもあるけど、最後には考えさせられるという意味でも非常に面白かった。
「ゴミの本なんてそんなに話あるのかな?」って思ったけど、とんでもなかった。ゴミから見えてくるものが山ほどあった。
地域性、経済性、社会性などなど、ゴミに対する意識は完全に変わりました。
お恥ずかしい話、この本を読むまで自分自身大してゴミの分別なんてしてなかったのですが、この本を読んでからはしっかりするようになりました。
ざっくり計算ですが、可燃ごみが年間100袋以上削減出来たと思います。その分資源ゴミとしてちゃんと出しています。
ひと家庭でもこれだけ減らせるのだから、日本中で減らすことが出来れば日本のゴミ問題も大きく変わってくると思います。
ほら、こんな風にこの本を読めば自然とゴミ問題、ひいては今話題の環境問題を考えることに繋がるわけです。笑
まあ、それは大袈裟にしても楽しく読み進められてこんなにもゴミについて考えさせられるこの本は素晴らしい。
もっと堅苦しい内容だったらここまでは思えなかったかも。さすが芸人さんというか、滝沢さんの文才が凄いんですね。
今はすっかり芸人さんより、1人の素晴らしい清掃員さんとして尊敬しています。
街の清掃員さんを見る目も変わりました。いつもご苦労さまです。ありがとうございます。
ゴミ問題に興味がある人、クスッと笑いたい人はぜひ。